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トリコモナス膣炎とは
トリコモナス膣炎は、トリコモナス原虫という微生物が膣内に入り込み引き起こす膣炎で、原虫と呼ばれていますが正確には虫ではありません。
トリコモナス原虫は微生物の仲間で、大きさは0.01〜0.025mmぐらいの大きさで、肉眼で確認することはできませんが、ウィルスと比較するとはるかに大きく、顕微鏡で見れば確認することができます。
トリコモナスは病原菌であるトリコモナス原虫に感染することで発症する性病(性感染症)のひとつで、トリコモナス原虫が膣内の健康を保つ働きをしている常在菌を弱らせてしまうことで、様々な異常が引き起こされます。
男性と比べて女性の方が発症率が高く、感染すると性器に違和感を感じたり、おりものに異常が見られたりと様々な症状が見られます。
トリコモナスの症状
トリコモナスを発症すると、かゆみ、おりものに異常が見られ、「おりものが黄緑色に濁っている」「膣内部がかゆい」「おしっこする時痛い」などこれらの症状がある人は、トリコモナスが疑われます。
また男性と女性では症状が大きく異なります。
女性がトリコモナスに感染した場合に見られる症状としては、性器周辺のかゆみや違和感、おりものの異常などがあげられ、男性はトリコモナスに感染しても、自覚症状がないor非常に軽度であることがほとんどです。
性器の構造の違いから男性はトリコモナスの原因菌の影響を受けにくいとされており、症状は軽くて3週間程度で勝手に完治してしまうことがほとんどですが、感染を防ぐためにも症状に心当たりがある場合は性行為は控えましょう。
・おりものの増加、異臭
・性器のかゆみ、痛み
・正規の腫れ、ただれ
・黄色や黄緑色の泡状のおりもの
・排尿時の不快感、痛み
トリコモナス感染者の5〜6割の人がおりものが多くなったと自覚しています。
悪臭・黄色や黄緑色のあるおりもの
悪臭のする性病というのはいくつか考えられますが、悪臭のある性病で一番に疑われるのがトリコモナス膣炎で、さかなの腐ったような独特の臭いがあり、「なんだかおりものが臭うな???」と感じたら、トリコモナス膣炎を疑った方がよいですね。
トリコモナス感染者のおりものには、臭いだけではなく黄色や黄緑色の泡だったおりものが分泌されることがありますので、このような症状が見られるようであれば、トリコモナス膣炎を発症している可能性が高くなりますので、早めに病院で検査を受けることをオススメします。
トリコモナス膣炎は自覚症状の少ない性病
トリコモナス膣炎はトリコモナス原虫に感染したからと言って必ずしも症状が現れるわけではありません。
感染した20〜50%は自覚症状がないと言われており、感染に気づかない人もたくさんおり、感染に気付かず放置することにより感染を拡大してしまう恐れがあるのと、症状が知らぬ間に進行し不妊症や早産・流産など悔やみきれない結果を招く恐れがあることを決して忘れないでください。
特に不特定多数の人と関係を持っている人、風俗に通っている人は定期的に性病検査を実施し、性病の拡大を防止する努力をお願いしたいと思います。
特に男性はトリコモナスに感染していても症状が見られないことがほとんどですが、たとえ症状が出ていなくても感染者であることには変わりなく、体の中に菌がいる状態で性行為をすれば当然相手に感染させてしまうことになります。
自分のため、大事なパートナーのためにも定期的な検査をオススメします。
自宅で定期的な性病検査をしよう!

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